血管年齢測定

血管年齢測定とは?

血管年齢測定とは?

当医院では、エコー検査(超音波検査)を用いて、首の血管(頚動脈)を調べます。頚動脈を診ることにより脳梗塞・心筋梗塞など、動脈硬化が原因で血管が詰まってしまう病気の可能性を診断することができます。また、ご自身の血管年齢が実年齢より若いか老化しているかを知ることができます。

この動脈硬化で日本人の約3割(平成12年・厚生労働省調査)が亡くなっているほど大きな死因のひとつです。そして、その動脈硬化は特別な病気ではありません。だれにでも起こる可能性はあるのです。不規則な生活や、ストレス、糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病が症状を悪化させる原因ですので、定期的にご自身の
健康状態を検査しながら、適切な治療と健康維持を
お勧めいたします。

どんな検査?

どんな検査?

血管を診るために、頚動脈のエコー(超音波)検査をいたします。それを映像化した血管の断面を診て、血管の厚み(IMT)を調べ、動脈硬化の進行がないか確認をいたします。

血管年齢測定に用いる機器です。超音波を使用するため、人体に悪影響を与えることはありませんので、ご安心して検査を受けていただけます。 

この機器は血管年齢の診断ソフトと一体型となっており、このような機器を導入している医院は少ないです。 

IMTとは?

IMT

実際の血管は、内膜・中膜・外膜の3層構造になっており、内膜と中膜の厚み(IMT)を測定します。
IMTは1.0mm以内が許容範囲とされており、1.1mm以上は動脈硬化の進行した状態です。

無題ドキュメント

症例


患者さんには、この表で血管年齢が実年齢より若いか老化しているかを説明します。
【健康な方の頸動脈】   【動脈硬化が進んでいる頸動脈】
健康な方の頸動脈
動脈硬化が進んでいる頸動脈

40代後半の方ですが、血管の壁は薄く健康です。血管年齢は30歳でした。

血管の壁が厚みを増しており、このままでの状態が続けば脳卒中、心筋梗塞の可能性が非常に高いです。同じように40代の方ですが、血管年齢は80代でした。


動脈硬化の可能性は、確かに生活習慣病と大きく関連しているといえますが、なかには遺伝的な要素も否定できません。当院では動脈硬化の患者さんの家族で、脳卒中、心疾患に患ったことがないか聞いてみるのですが、そのような疾患を持つ方が多くいらっしゃいます。

遺伝的要素を排除することは難しいことですが、高血圧、高脂血症、糖尿病、の改善と規則正しい食生活と睡眠、禁酒・禁煙など、できることから改善していけば、症状を良くすることは可能だと思われます。定期的に頸動脈を検査することによって、より安心した将来を得ることができると思います。

症例

【 当院の症例 1 】
男性・60代
 
右側の頚動脈
左側の頚動脈
症例
 
症例
 
症例
 
症例
 
もともと高血圧の治療で来院された患者さんでした。そこで頚動脈を調べたところ、極端に左側の頚動脈の壁が厚くなっている事がわかりました。

【 当院の症例 2 】
女性・70代
 
症例
症例
 
糖尿病で通院されていた患者さんの頚動脈です。大きなプラーク(あぶらのかたまり)が血液の流れを滞らせていることがわかります。

【 当院の症例 3 】

男性・70代
 
症例
症例
 
糖尿病・脳梗塞で右の麻痺を認める方の頸動脈です。脳梗塞はこのプラークが原因となった可能性が高いと思われます。

血管年齢測定を受けるには?

血管年齢測定は予約が必要です。

測定は約15分程度で終わります。

【月・火・水・金】
08:45〜09:00
16:15〜16:30


【木】
09:00〜12:00

※ご予約は診療時間内にお電話でお願いします。

TEL:052-763-5626

【料金】

保険で3割負担の方で検査料のみ・・・\1,050
※詳しい検査も行なっておりますので詳しくはご相談ください。

メタボリックシンドロームと動脈硬化

メタボリックシンドロームと動脈硬化

最近の研究では、メタボリックシンドロームが動脈硬化の症状を高める大きな原因のひとつとして注目されています。
生活習慣病のなかでも、高血圧・糖尿病・高脂血症など複数の症状があり、一つ一つは直接身体にそれほど強いダメージは与えません。しかしながら、複数の症状を同時に抱えた場合は、動脈硬化のリスクは急激に高まります。

昨今では、メタボリックシンドロームについての意識は高くなってきています。内臓脂肪を減らすことについてはよく周知されていますが、そこから脳卒中・動脈硬化へ発展してしまうリスクなどについても考えてみることも必要ではないでしょうか。

日頃の生活習慣が重要です

日頃の生活習慣が重要です

それでは、脳卒中・動脈硬化を予防するためにはどうしたらよいのでしょうか?
当医院では、食生活の改善・適度な運動・飲酒、喫煙の抑制などを先ずはご提案しています。そこで、検査結果をもとに具体的な治療方法を患者さんとともに考えていきます。症状は人それぞれ異なるものですので、投薬などで一時的に数値が正常になることを目標にするのではなく、その後の患者さんの将来も含めた治療法を提案しています。